トヨタ、日本に電気自動車用電池工場を建設へ

電気自動車に興味のないブランドであるトヨタは、日本の南の九州に電気自動車用バッテリー工場を建設する予定だ。

トヨタは新工場の建設により、多くの自動車工場やマイクロチップ工場がある九州を電気自動車のサプライチェーンの中心地とするとともに、アジアへの輸出拠点とすることを目指している。

日本および世界の自動車産業の巨人が、九州北部の福岡県政府が建設した工業団地の土地を購入する予定だ。新工場はトヨタの電池製造子会社、プライムアースEVエナジーが運営する。

日本の経済産業省は経済安全保障促進法の支援の下、この工場を支援する予定だった。

トヨタが2021年に発表する電気自動車のコンセプトモデル。写真: 日経アジア

九州は日本の「シリコンアイランド」として知られ、電気自動車や自動運転技術に必要なチップやイメージセンサーのサプライヤーが集まっている。台湾のチップメーカーTSMCも同じく九州の熊本県に工場を建設しており、トヨタはTSMCの現地支店への投資家である。

この工業団地は、レクサス車を生産するトヨタ自動車の宮田工場から約40キロに位置する。同工場では毎年 43 万台の車両が生産され、その 90% は主にアジア市場に輸出されています。

新工場は宮田工場への電池の主供給先となる予定。生産スケジュールや投資額などの詳細な決定は明らかにされていない。

中国自動車メーカーが手頃な価格の電気自動車でアジア市場で注目を集める中、ホンダや日産自動車など日本の自動車メーカーはアジアでの生産を削減している。トヨタは九州に大規模な電気自動車のサプライチェーンを構築する予定で、この場所はトヨタが立場を取り戻すための強力なアンカーとなるだろう。

トヨタは2030年末までに世界で年間350万台の電気自動車を販売することを目指しており、レクサスを電気自動車戦略の柱とみなしている。九州はレクサスの主要生産地の一つです。

電気自動車のバッテリーは大きくて重いことが多いため、車両組立工場の近くで製造するとコストと輸送時間の削減に役立ちます。

トヨタは2030年末までに電池を中心に電気自動車関連分野に320億ドルを投資すると発表した。日本では、パナソニックホールディングスとの合弁事業である姫路工場に20億ドル近くを投資する。トヨタは愛知県、兵庫県、静岡県にも電池工場を持っている。

マイ・アン (によると 日経アジア)


Yoshioka Tadao

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